カリキュラム紹介

分子論的立場から、優れた機能を有する物質をデザイン・合成し、その機能を解析・評価する基礎的知識・技術を習得します。分析化学、物理化学、無機化学、有機化学、高分子化学、生化学および化学工学の化学７分野に加え、生命機能を制御・再生するシステム創生について学びます。

ソフトマテリアル分野では、高度な性能や機能を発現する有機・高分子材料を開発することを目的としています。ソフトマテリアルには、例えばドラッグデリバリーシステムなどの生体材料、生物の微細構造を応用した生体模倣材料、生分解性ポリマーなどの環境適合性高分子、有機ELやフォトレジストなどIT産業を支える機能性高分子、タンパク質や核酸などの自己組織化材料などがあります。ソフトマテリアル分野ではこれらに関係する最先端研究を通じて、化学、材料、バイオなど多彩な分野で活躍することができるエキスパートを育成します。

セラミックス科学を基軸とし、材料の構造･機能･プロセスについて総合的に理解する能力と、環境に調和した循環型成長社会の実現に向けた幅広い工学的応用力を有した人材を育成します。